遠い記憶の底に沈んでいたポエム?エッセイ?童話?短編?……

ずいぶん前から書きためていた文(もの)です。取るに足らない書き物ばかりですが、パソコンを開いていたら100編ほどの文がありました。少しづつ整理して投稿していきたいと思っています。

雑木林でネコが泣く・『最終回の合間に』


ページを開いていただきありがとうございます。
雑木林でネコが泣く『最終回』が、なかなか前に進み

ません。
早く記事を書きあげて投稿したいと思っています。
その合間に、二十二年と約二カ月間、ひとつ屋根の下
で暮らした愛犬『ビッケ』(メス)の鉛筆画と写真を
投稿させていただきました。
とても頭が良く優しい犬でした。
私の短くもあり、また長くもある.かもしれない『人生
の一コマ』に、二十二年と約二カ月、楽しいい時間を
ビッケと共有できたことは何物にも代えがたい楽しい

時間でした。

画に全く素養がないので乱暴な鉛筆画になってしまい

ました。
ビッケは捨て犬でした。
まだ目が開かない生後一カ月も経たないうちに捨てら
れてしまったようです
出生日が明らかでないので、獣医さんに『生まれてか
らどのくらい経っているのか』と、尋ねたことがあり
ました。
獣医さんは犬の顔を覗き込み『はっきりとはわからな
いが、生まれて一・二週間ほどかな――』
と、いっていました。
その日から二十二年と数か月、家族同様に暮らしまし
た。

夏になるとバリカンでトリミングしました。
お尻とシツポの先の部分だけを残してライオン風にしま
した。
シッポを振るとシッポの先がにユラユラと揺れていまし

た。
とても、頭の良い犬でした。
面白半分に芸を教えました。
たくさん覚えてくれました。
芸を教える方法は私の指を使いました。。

私が手の親指を立てると後ろ足だけで直立するように
教えました。
そして、直立したビッケに向かって、私が人差し指と
中指を交差させると、その直立姿勢のまま後ろ足でト
コトコと歩行するように訓練しました。
その他、いろいろな芸を教えました。
例えば手の平を横に倒すと、その場でゴロっと体を横
に倒します。その姿勢のまま『よし』と、いうまでそ
の姿勢のままジッとしていました。
ときどき、ビッケの手綱を引き人ごみの中を散歩中の
ことです。
ビッケの手綱を引きながら周囲の人に気づかれないよ
うに私がソット親指を立てることがありました。
すると、ビッケはそれに反応し直立します。
そして私はビッケの様子を伺いながら人差し指と中指
を交差させます。
すると、ビッケはそれに応答しリァクションを起こし
ます。
いきなり人ごみの中で直立します。
そして、二本足歩行のままトコトコと歩き出します。
「! ーーなんだ? ーーどうしたーー」
ビッケが歩き出した途端、周囲の人の戸惑い驚く顔が
面白く、ときどきビッケとふたりでそんないたずらを
しました。
そんな面白い話も遠い昔の思い出になってしまいまし
た。
叶わない夢とは承知していますが、できることな
ら、もう一度、もう一度だけでもよいから再会し、ギ
ュッと抱きしめたい。と、ビッケと過ごした時間を振
り返る昨今です。

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